恋を「手放す」

彼と私の恋愛は順調で、向かい風なんて吹かないと思っていました。喧嘩という波がきても上手く乗り越えられて来たという経験もそんな自信に繋がっていたのでしょう。

しかし、彼と私の間に少し「違和感」が生じてしまったのに薄々感じるようになった時、私は慌ててしまいました。

「そんなはずは無い」「2人に限ってそれは無い」と必死に自分の感情に否定的な思いで包み隠すようになっていました。

しかし実際に違和感を持ってしまった以上はどんなに包み隠そうとしても、それは顔を出してしまうものなんですね・・・。

今までの2人の恋愛を考えると、悲しいというよりも悔しい気持ちが先立ってしまったのですが私はその現状をちゃんと認めることにしました。認めたとき、もう彼の手を放さなくてはならないと思いました。

別れを切り出したとき、彼もスンナリとそれを受け止めました。恐らく彼も私と同じ思いを持っていて、認めるか否か迷っていたのかもしれません。

そうして私たちは手を放しあいました。

気付いて、認めて、手放す事。それは辛い事でもありましたが、次へ進むためには必要なことなのだと感じた恋愛でした。

今度は「手放す」事の無い恋愛をしたい。そう強く思った私です。

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